リスティング広告の担当者は、各種入稿(特にYDN)やキーワード作成、広告文提案など
日々業務に追われている方が多いと思います。
その業務をなるべく簡単に終わらせたいですよね?
否、終わらせるべきです。無駄な業務は徹底的に減らしましょう。
ただ、自分でエクセルのマクロ(VBA)組む時間とスキルもないし、
自分でできることは大分限られてきます。
アイザック・ニュートンは言いました。
「私が遠くかなたまで見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからだ(英語: If I have seen further it is by standing on ye sholders of Giants.)」
と。
我々も、積極的に巨人の肩へ飛び乗っていきましょう。
ということで、今回は私が数年間の業務の中で使ってきたWEBツールのご紹介になります。
先人達が作り上げてきたツールを大いに活用しましょう。
今回は8つご紹介します。
まずはキーワード関連のツールから。
目次
【キーワード関連ツール】
■コトバを見つけるKeygram
http://kizasi.jp/labo/keygram/keygram.py/
設定したキーワードを含んだり、関連する語句を想起してくれます。
特にアカウント設計初期の、キーワード探索でより重要です。自分が思っていなかった想定外のキーワードが見つかることもよくあります。
■Goodkeywords
サジェストワードをYahoo!/Google/Bingで横断的に洗い出せるツールです
Keygramと同様に、初期のアカウント設計で活躍してくれます。
サジェストされるキーワードは、一定のボリュームがあるキーワードなので
これらのキーワードをもとに、グルーピングをすると作業がスムーズに進みます。
■リスケット社の各種ツール
- キーワード掛け合わせPro
- プレースメント検索
- キーワード候補提案
- メールフォーム簡単作成
があります。
他にも有料のものが何個かありますが、大体月額10,000円以下と良心的です。
積極的に活用してみることをおすすめします。
【調査】
■Tag Assistant (by Google)
GoogleChromeの拡張機能。この拡張機能をONにすると、現在見ているページに埋まっているタグがなんなのかリアルタイムで分かります。
使い方として
タグが埋まっているかどうかの確認から、競合サイトが使用しているタグからどの広告媒体を利用しているのかの調査まで使えます。
■リサリサ
マーケティングリサーチのまとめサイト。
こんなターゲット層にリサーチしている調査ないかなー、という時に重宝します。
■SimilarWeb
イスラエルの企業が運営する、サイトアナリティクスツールです。
基本情報を登録すれば、無料である程度の機能が使えます。
Googleアナリティクスで取得できるような、集客チャネル別の数値などが見られます。
ある程度の規模があるサイトならば、参考になる程度の数値は出てきます。
(ただ本当に参考程度に留めておくくらいの信頼度です)
特に競合調査の目的で、どれくらいのセッション数があるのか
どういったチャネルからの流入が多いのかを確認する際に使用することが多いです。
有料版だと年間300万~程度のコストが掛かるので、慎重な検討が必要です。
■白地図ぬりぬり
日本地図や都道府県単位の地図を色付けしたり、パーツの画像を保存したりできます。
エリアターゲティングをする媒体の提案資料の説明に使えます。
【入稿作業】
■Google AdWordsエディターのCSVファイルをYahoo!プロモーション広告(キャンペーンエディター)用のCSVファイルに一括変換するツール
http://inhouse.niche-marketing.jp/service/tips/tool/csv.html
その名の通り、AdwordsとYahoo!で一括でバルクで入稿したい際に使えます。
(ただ現在の入稿フォーマット/入稿項目に対応されているかは不安です。自分でカスタマイズもできると思いますので、試してみてください)
【番外編】
■Clover
https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se502684.html
フォルダ閲覧のエクスプローラーを、Chrome仕様にしてくれるフリーソフトです。
社内ネットワークのフォルダを効率よく行き来するのに適しています。
デスクトップ上の表示をだいぶスマートにしてくれます。
ただ、IEのアドオンに勝手に「 ExplorerWatcher Class 」なるものを入れようとして来たり
Googleアナリティクスで勝手にデータを送っているようで(こちらの記事参照)、若干セキュリティ面が怖い部分があります。
使用する場合は自己責任でお願いします。
≪まとめ≫
ここに紹介されている以上のたくさんのWEBツールがインターネット上にまだまだ転がっています(しかも無料で)。
今目の前にしている面倒くさいな…と感じた作業は、積極的に代替/効率化できるツールがないか、ネットで検索する癖をつけると徐々にスピードアップされていくと思います。
ぜひ、効率化を意識しながらリスティング広告業務を進めていってください。
おわり