四つ巴の状態になっている、GAFAの市場を図解しました。
記載は売上/利益が大きい業界/モノに絞っています。こうみるとGoogleは多方面から仕掛けられていてつらいですね。
広告市場の今後
- Appleはブランド
- Amazonは大規模なインフラ
- Googleは検索エンジン
- Facebookは大量の個人情報(全世界浸透率が高い)
でそれぞれ強みをもっていますが、Google/Facebookは広告収益の一本足打法なので、そこを崩されると一気に傾きます。
Facebookはアプリ内でユーザー情報のログ管理・紐づけをすべて完結できるのでITPの影響は少ないのですが、Googleはもろに影響をうけます。
先日Google本社に訪問してきたのですが、ITP/GDPR問題に対してやはり危機感を抱いていました。
そこで、Googleとしては、SDC(Smart Display Campaign)などの従来のCookieに頼らないターゲティングへの注力を始めています。
ユーザーの可処分時間が費やされる場所が、広告の市場となります。
今後、ユーザーが時間を使う場所が移り変われば、また新たなプレイヤーが現れます。
最近のアドタイの記事(これから広告・メディアはどうすればいいのか — ZOZO 田端氏×博報堂ケトル 嶋氏 対談)では
IoTに絡めて、車や家電が広告化していくのではないか、と語られていますが、果たして。
パワーポイントでもまとめました
ワンピースを引用して、巨大プラットフォーマーを巡る今後のWEB広告市場について考察してみました
おわり