リスティング広告の重要な要素の一つ、『ターゲティング』。
それを無視する施策が『ノンセグメント配信』です。
やり方は簡単。YDNの広告グループの作成時にすべて初期設定のままで配信を開始すればOK。
※GDNだと、ノンセグにしても、impがそこまで出ない、何らかの制限が掛かっているためYDNほどぶっ放せません。
■メリット
・低CPCで配信できる
クリエイティブにもよるが、1円~3円のCPCで配信できる
・圧倒的なimp
これはいわずもがなです。設定された入札金額で出稿できるすべての面へ配信します。
・リタゲティング用のユーザーリストが溜まる
バナーをクリックする = その時点で一定のニーズがあるユーザー だと推測されます。
このユーザーリストを作成することができるのは大きなメリットになります。
そのユーザーを後々リターゲティングで再アプローチしていく方法が王道です。
・新たなターゲティングを見つけるきっかけになる
配信先レポートを見ることで、どのジャンルのサイトから獲得できるのか、確認することができます。
■デメリット
・コストが膨大になる恐れ。
予想以上にクリック率が高いと、取り返しのつかないことになります。
・効果は未知数。
リタゲリストが溜まったとしても、それが本当に使えるリストかは未知数です。
ニーズが薄いユーザーが集まってしまい、通常狙えるはずのユーザーへアプローチできなくなる危険性も孕んでいます。
まとめ
商材が、男女・年齢が絞られる商材だったらば商品の主要顧客に対応した、デモグラフィックターゲティングもおすすめです。
広告費に余裕がある&だいたいのターゲティングは網羅した!というアカウントは試してみるといいかもしれません。