【2019年入稿規定】GDNレスポンシブ広告について

GDNレスポンシブ広告の概要・入稿規定についてまとめています。

また新しいデフォルトスタンダードになる「レスポンシブディスプレイ広告」についても考察しています。

※2019年2月時点の内容となります。

2018年の夏から2019年初頭にかけて「レスポンシブ広告」から、「レスポンシブディスプレイ広告」に移行しつつあります。
はじめに!GDNレスポンシブ広告の規定(コピペ用)

必須の画像(2種)

・サイズ:1200×628~600×314/容量1MB以内(比率は1.91:1)

・サイズ:1200×1200(推奨)~300×300/容量1MB以内(比率は 1:1)

テキスト(3種)

・短い見出し 全角 12 文字、半角 25 文字以内

・長い見出し 全角 45 文字、半角 90 文字以内

・説明文   全角 40 文字以内

※3~5本の複数本入れることが効果観点でおすすめ

 

入稿規定(画像サイズ・文字数など)

 

必須画像

●横向きの画像 1200×628~600×314(最小)/容量5MB以内 (比率は1.91:1です)

1200×628のイメージが推奨なので、YDNの画像をそのまま転用できます!

●正方形の画像(スクエアの画像): 1200×1200(推奨)~300×300(最小)/容量5MB以内(比率は 1:1です)

※画像はそれぞれFacebookと同様に、テキストの20%ルールがあります。(テキストは画像面積の 20% 以内にしてください)

※無料ストックフォトの画像が、管理画面入稿時に表示されるので、それらを活用することもできます。

その他入稿項目

●ロゴ 1200×1200~128×128(最小) /容量5MB以内  ※必須ではない、ただし推奨

最適な表示のために、512×128 以上の横長(4:1)(推奨サイズ:1200×300)のロゴも追加することができます。

どちらの場合も、ロゴを中央に配置したい場合は、背景を透明にすることがおすすめ。

●短い見出し 全角 12 文字、半角 25 文字以下

●長い見出し 全角 45 文字、半角 90 文字以下

※長い広告見出しは、広告枠が大きい場合に短い見出しの代わりに広告の最初の行に表示されます。

「短い見出し」と「長い見出し」は広告掲載場所に応じて、自動的に最適なものが選択されます。

●説明    全角40文字以内

●会社名/ブランド名

●最終ページURL

※表示URLは、最終ページURLのドメインから自動的に抽出されます。

●詳細なURLオプション(トラッキングやカスタムURLの設定)※必須ではない

●動的レスポンシブ広告の場合※必須ではない

販促テキスト(「5000円以上の注文で送料無料」など)と価格のプレフィックス(¥など)を入力します。

●その他のオプション→行動を促すフレーズのテキスト※必須ではない

※これを設定すると、一部分にこのフレーズが追加されます(↓↓↓は「インストール」を設定してみました)

ちなみに、行動を促すフレーズのテキストは選択式となっており、2018年6月現在、

  • 今すぐ適用
  • 今すぐ予約
  • お問い合わせ
  • ダウンロード
  • 詳細
  • インストール
  • サイトを見る
  • 今すぐ購入
  • お申込み
  • お見積り
  • 登録

の中から選べます。

 

掲載イメージ

1つのレスポンシブ広告の入稿で大きく3つのパターンの掲載方式で配信可能です。

 

イメージフォーマット

1イメージフォーマット

「短い見出し」 + 「説明」 の構成です。

 

1ロゴ

「ロゴ」を設定すると上記のように、説明文の左側に表示されます。

右下の>をクリックすると最終ページ先へ遷移されます。

 

ネイティブフォーマット

1イメージフォーマット

「短い見出し」+「説明」の構成です。

 

テキストフォーマット

1テキストフォーマット

「短い見出し」+「説明」の構成です。

 

また管理画面上で見られるこれらの3つの掲載イメージはあくまで一例であり

配信先によっては様々な形に変化します。

たとえばPCの場合はサイズに合わせて、下記のように様々な形へ変化します。(新管理画面でのプレビュー画面です)

 

またレスポンシブ広告のフォーマットで、Gmail広告・Youtube広告へ可変的に出稿できるようになっています。

 

期待できる広告効果

YDNでもそうですが、レスポンシブ広告を入稿すると

そもそもの掲載面・配信面が増えます。つまりimp(表示回数)が増加します。

 

また、配信先のサイト・広告枠に合わせて、自然なクリエイティブデザインになることから

ネイティブ広告のようにCTRを高めながら、優良なユーザーの呼び込みに一役買いそうです。

ある種、GDNのインフィード広告(記事内にうまく溶け込む広告)ともいえます。

新デフォルト:レスポンシブディスプレイ広告について(2018年8月追記)

新たに「レスポンシブディスプレイ広告」のGoogleヘルプページが設置されています。

レスポンシブ ディスプレイ広告は、レスポンシブ広告に代わってディスプレイ ネットワークのデフォルトの広告タイプとなります

とあるように、新しいデフォルトの広告タイプとして採用され、移行されつつあるようです。

ただ私の管理範囲のアカウントにはまだ適用されていないようで、本確認はできていません。

 

ヘルプページをみて気になった点を抜粋します。

  • (動的リマーケティングにおいて)レスポンシブ ディスプレイ広告の表示サイズは、動的フィード画像で対応できるサイズよりも種類が多いため、必ずしもフィードの画像が使用されるとは限りません。

→広告主が思ってもいなかった画像クリエイティブが作成/配信される恐れがあります。

  • (動的リマーケティングにおいて)広告掲載時にすべてのアセットが使用されるわけではありません。たとえば、ディスプレイ ネットワークでのリーチを拡大するため、画像を使用せずに広告が表示される場合があります。

→テキストのみの動的広告が作られる可能性もあるとのこと

  • 短い広告見出し(全角 15 文字、半角 30 文字以下)を作成します(1~5 個)

→5個まで追加できるようです。「長い広告見出し」はそのままのようです。

  • 広告文を作成します(1~5 個)

→広告文も5個まで追加できます。レスポンシブ検索広告みたいですね。

 

まとめ

レスポンシブディスプレイ広告によって、クリエイティブを自動化するという思想は現実化されつつあるようです。

検索広告でも、「レスポンシブ広告」というプロダクトが出されました。

 

2016年この記事の初稿を書いた当時、下記のコメントを残しましたが、2年かけて本当にこれがオーソドックスになりそうです。

今後、GDNの配信アイテムは一定パターンのクリエイティブを入稿したらば、あとは自動配信というのがオーソドックスになるかもしれません。

人間の役割として、どうクリエイティブを設計するかという点に比重が高まってきそうです。

 

おわり

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