今回は、動的リマーケティングの設定方法をまとめます。
業種により、方法が2つに分かれます。
●EC業種
⇒ Googleマーチャントセンター を経由して行う方法
●求人や教育、旅行などの業種
⇒ Adwords管理画面の[共有ライブラリ]→[ビジネスデータ]を経由して行う方法
今回は、EC業種のGoogleマーチャントセンターを利用して設定する方法をまとめます。
①マーチャントセンターの開設と設定
https://support.google.com/merchants/answer/188924?hl=ja
を参考に作成してみてください。Googleアカウントを既にもっていらっしゃれば数分でできます。
その後、面倒な作業ですが[webサイトの設定]を行います。
マーチャントセンターでは、サイトURLを登録すると下記のように出てきます。
既にGoogleサーチコンソールで該当のサイトURLの所有を確認しているならばスムーズに進みます。
それ以外の場合だとGoogleの公式ヘルプには、下記の4通りのツールを使った方法が記載してあります。
●HTML ファイルをアップロード(最も一般的な方法)
●HTML タグ
●Google アナリティクス
●Google タグマネージャ
Googleアナリティクスあるいは、Googleタグマネージャーを利用している方は簡単に済みます。
すでに各々のタグが埋め込まれているので、何らかの形で認証すればOKです。
ただ、これまで何も設定していなかった場合は面倒な手続きが必要です。
今回は1番上のHTML ファイルをアップロード(最も一般的な方法)について解説します。
Googleの案内を見ると
1. この HTML ファイルをダウンロードします。googlec3783333697fd1.html
2. ファイルを http://aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa にアップロードします3. ブラウザで http://aaaaaaaaaaaaaaaaaaaat/google697fd1.html にアクセスして、アップロードが正しく行われたことを確認します。4. 下の [確認と申し立て] をクリックします。
と書いてあります。
1.のダウンロードは、クリックしてhtmlファイルをDLします。
次の『ファイルをアップロードします』で躓く方が多いと思います。
■2の『ファイルをアップロードします』のやり方
一番やりやすい方法は、FTPソフトを使ってやる方法です。
無料で使えるソフトがネットに落ちているのでGETしましょう!
『FTP サーチコンソール』で検索すると、いろんな人が解説してくれているので参考にしましょう(私はFFFTPを使いました)
この記事の『5. FTPソフトを利用しファイルをサーバーにアップロードする』(http://jisedai-lab.com/google-search-console-setting/)が分かりやすいです。
そして最後に、マーチャントセンター上に戻って[確認と申し立て]をクリックして、Webサイトの登録は終了です。
※ワードプレスのサイトの場合は下記のサイトがわかりやすいです。(http://earn-in-affiliate.com/google-search-console-sign-up)
②データフィードの作成とアップロード
次にデータフィードの作り方とアップロードです。
データフィードの項目は多種多様にわたり、一発で完璧なものをつくるのは難しいです。
そのため、[作成]⇔[アップロード]を行いながら、足りないところを補っていくのが良いです。
説明を投げてしまうようで恐縮ですが項目が多数で解説しきれないので、詳しくは下記の、アナグラムの田中さんの記事を参照していただくのが良いです。
とても分かりやすいです。ひとまず必須項目を最低限いれていく形でよいです。
今日から始めるGoogleアドワーズショッピングキャンペーン、スタートアップガイド【商品フィード作成編】
③GoogleAdwordsでの設定
下記サイトの中段をご覧ください、こちらも田中さんの記事です。消費者と商品をマッチさせる動的リマーケティングの始め方
付け加えになりますが、
実際のイメージ広告で、
- ロゴ
- 広告見出し
- ボタン
の3要素は追加することになるので、予めクライアントに伺っておくとスムーズです。
ちなみに動的リマケは割とトリッキーなクリエイティブ(文字の大きさバラバラ、ロゴが極端に大きくなるなど)が多いので、
そのあたりに寛容なクライアントでないと実施難易度は高くなります。
ということで、GDN動的リマーケティングの設定のすすめ(EC編)でした。
おわり