GDNコンテンツターゲットは、設定したKWから遥かに超えて拡張する

私が一番好きなターゲティング手法、コンテンツターゲティング。

 

運用型広告の会社として名を馳せる、アナグラム社のブログでも『最強のプロダクト』として紹介されています。

Google アドワーズ史上、最強のプロダクト、コンテンツターゲットの仕組みと設定、考え方までのスベテ

 

ただ、このアナグラムの記事でも触れられていない、コンテンツターゲットの進化があります。
今回の記事では、このコンテンツターゲティングが、実はかなり拡張して配信されていることを詳しくまとめます。

 

■コンテンツターゲット(CT)とは

GDNの一つのメニュー。

KWを設定することで、それに関連するサイト、

例えば、『お菓子』と設定すると、『駄菓子』だったり『料理』のコンテンツを含むページに配信されます。

しかしそれだけじゃないんです。

普段運用されている方なら気づいているかもしれませんが、

このCT、何故かimpの変動が大きいことがある。

かなりニッチなKWを設定しているのにも関わらず、一日100万impに達したりなどの経験が私にもありました。

 

Googleの公式ヘルプページを参照してみると

Googleヘルプ コンテンツターゲット

ヘルプページ

ページのコンテンツではなく、ユーザーの最近の閲覧履歴に基づいて広告が表示されている

また

拡張キーワード マッチ: キーワードとその他の要素の関連性に基づいて選ばれたプレースメントに広告が表示されます。その他の要素にはページを表示しているユーザーの最近の閲覧履歴などが含まれます。

 

とあり、ユーザーの最近の閲覧履歴をもターゲティングデータとして活用していることがわかります。

 

 

また自動車販売の例に寄せて

また、広告は自動車とは関係のないページに表示されることもあります。それは、最近自動車に関するページを閲覧していたユーザーを対象に広告が表示される場合です。たとえば、最初に自動車の購入について調べていたユーザーがニュースサイトに移動したとします。このような場合は、閲覧しているニュースサイトのページが自動車に関連するものでなくても、自動車に関する広告が表示されることがあります。

 

つまり、

KWで設定したコンテンツ (従来ここまで) を閲覧したユーザー、

の興味関心のあるコンテンツがあるサイトへも配信されるようになっているのです。

 

先述のアナグラムの例にあった、

Contextual-targeting_3

『ユーザーの属性を考えて、王道のKWからはずしたKW設定を行おう』

とあることが、Google自体が勝手にやってしまっているということです。

 

自動入札機能や動的検索広告同様に、ますます運用者が要らなくなります。

 

■運用/利用法

管理画面で3つのうちどの拡張で配信されたか確認することができます。

 

3つの拡張とは、

キーワード コンテンツ マッチ  …一般的な意味でのCT

拡張キーワード マッチ  …先述した、興味関心での拡張

●自動ターゲティング …ターゲティングの設定時にターゲティング方法の最適化にチェックマークを入れていると出現。要は類似ターゲティング(サイトの拡張)みたいなイメージ。 

があります。

 

 

どうやってみるかというと

コンテンツターゲットヘルプページ [ディスプレイネットワーク]

→[プレースメント]

→[分割]

→[ターゲットモード] をクリック

することで、それぞれのプレースメントが3つの拡張のどれで配信されていたかを確認できます。

 

大事なのは 拡張キーワード マッチ で獲得できているサイト

例えば

KW[自動車]で入れていて、何故か[キャンプ]のサイトで獲得が3件たっていた

とすれば

[キャンプ]や、それに準じるKW[キャンプ場/キャンプ用具]のKWをバコバコ入稿しまくれば、

さらなるCVの拡張を目指せるはずです。

 

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2016/10更新

 

最近Googleの設定が変わり、コンテンツターゲットを拡張させないようにすることができるようになりました。

 

●オーディエンス ターゲティング: 広告主様の商品やサービスと同様の商品やサービスについて情報を集めているユーザーにリーチします。この設定を選択すると、他のトピックのコンテンツを閲覧しているときも含めて、広告主様のキーワードに興味を持っている可能性の高いユーザーに広告を表示できます。これに加え、キーワードに関係がある内容のコンテンツ(ウェブページ、アプリ、動画など)にも広告が表示されます。
これはデフォルトの設定で、ほとんどの場合におすすめです。広告主様の商品やサービスに興味を持っている可能性が高い、幅広いユーザーにリーチできます。
●コンテンツ ターゲティングのみ: キーワードに関係がある内容のコンテンツ(ウェブページ、アプリ、動画など)にのみ広告を表示します。コンテンツ キーワードの旧称は「精選キーワード ターゲット(DSK)」です。
この方法では、広告のリーチが大幅に縮小することがあります。[コンテンツ] 設定では平均して、広告が表示されるユーザーが [オーディエンス] 設定の 30% 程度となります 。

 

●オーディエンス ターゲティング がこれまでのコンテンツターゲット

 

●コンテンツ ターゲティングのみが、純粋に「サイト」「面」へのターゲティングへ絞ったものとなっております。

 

ヘルプページにもあるように、やはり『オーディエンスターゲット』のほうが個人的にはおすすめですが、

 

厳密な効果測定をしたいという場合などは、『コンテンツターゲットのみ』の設定が有用かもしれません。

 

【参考ヘルプ】

https://support.google.com/adwords/answer/2453986#kwsetting